汗をかくのが岩盤浴の健康法

 

汗をかくと病気をしないとよく言いますが、それは汗をたくさんかくと、体温が上昇して代謝が良くなることからきていると思います。

 

人間の体温は、1度上昇すると基礎代謝は10%以上も上がるとされており、こうして基礎代謝が上がるということは、免疫力も上がるので、従って健康に良いとされているわけです。

 

逆に体温が低い場合は、病原体(細菌など)に対する抵抗力も弱くなり、腸内の悪玉菌や有害菌が増殖しやすくなります。つまりいろいろな病気の原因になるということです。

 

汗をかいて体温が上がり、代謝が改善されると、栄養素や老廃物を運ぶ血流も改善されます。また、体温調節機能や自律神経にも刺激を与えます。排泄機能でのダイエット効果もよく言われています。

 

汗腺や皮脂腺から出てくるのは、尿素、アンモニア、乳酸、老廃物などです。汗をかくと特に乳酸などの疲労物質を排泄してくれるのですが、脂肪に吸着する性質を持つとされる有害金属は皮脂に吸着するので、皮脂腺から皮脂を排出すれば、これがデトックス効果ということになります。

 

こうして汗をかくことで、酸性体質弱アルカリ性になっていきますし、新陳代謝アップが脂肪を燃焼しやすくしてくれます。

 

精神的にも良い効果があります。それは副交感神経が優位になってリラックス効果をもたらすからで、これで寝つきも良くなります。

 

岩盤浴を最初に体験したときは、ベタついた悪い汗が出ることもありますが、回数を重ねていくことで、次第にサラっとした汗に変わっていくはずです。また、サラッとした汗はボディーソープなどで洗い流さないようにしてください。